はじめに
最近はRaspberry PiやJetson等のボードコンピュータを扱うことが多い。 ボードコンピュータ上で開発するために色んな開発環境を試してきたが、最終的にvscodeのRemote-sshに落ち着いた。
開発する時はvscodeのターミナルを複数開いて、それぞれ異なるプロセスを実行しながら進めている。 例えばメモリ使用量とか、CPUの温度とかを監視しながらとか。
なんにしても毎回起動するのが面倒くさい。自動化できるエクステンションないかな~と思って探したところ、Restore Terminals
という素晴らしいものがあったので紹介する。
Restore Terminals
公式はこちら:https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=EthanSK.restore-terminals
setting.json
のサンプルと設定値の説明は以下の通り。
{
"artificialDelayMilliseconds": 300, //コマンド実行時のDelay、うまくいかないときは大きくした方がいい
"keepExistingTerminalsOpen": false, //Restore Terminals実行時にOpenしているファイルを保持するか
"runOnStartup": true, //vscode起動時に実行するか
"terminals": [ //実行するターミナルとコマンドを登録する
{
"splitTerminals": [ //ターミナル1
{
"name": "server", //分割されたターミナル1
"commands": ["npm i", "npm run dev"] //実行コマンド
},
{
"name": "client",//分割されたターミナル2
"commands": ["npm run dev:client"]
},
{
"name": "test",//分割されたターミナル3
"commands": ["jest --watch"]
}
]
},
{
"splitTerminals": [//ターミナル2
{
"name": "build & e2e",
"commands": ["npm run eslint", "npm run build", "npm run e2e"],
"shouldRunCommands": false //コマンドが入力された状態で保留するか
},
{
"name": "worker",
"commands": ["npm-run-all --parallel redis tsc-watch-start worker"]
}
]
}
]
}
F1
を押下し、Restore Terminals
を入力すれば実行できる。